2008'10.26.Sun
※長文+捏造過去探検隊文。
※真ED後のお話。
※会話文リハビリです。つづきからどぞ。
「ライ!ラーイ!ライったら~どこーっ?」
「ちょ、リア…!そんな大声出さないでもここにいるよ!」
「ライ!あー良かったいた!だってライったら夜だと見つけにくいんだもの。名前呼ばなきゃ」
「名前って言ったって…リアが勝手に付けただけじゃないか。あんまり言われるのも恥ずかしいしそれ…」
「でもわたし聞いたじゃない、“ダーくん”と“ライ”とどっちが良い?って。それでえらんでくれたじゃない」
「前から言ってるけど選択肢せまいよ!」
「わたしのことだってクーちゃんで良いって言ったのに!」
「僕の性別考えて!心底恥ずかしいから!」
「クーちゃんが良いって言ったのに!」
「繰り返した!」
「誰に恥ずかしがるの。わたししかいないじゃない」
「…………」
「わたしとダーくんしかいないじゃない」
「ライでお願いします」
「……ねぇ夜になったからって、いつも離れて寝ないで良いのよ。わたしとライしか、いないんだから」
「でも……」
「わたしがどんな能力もってるかくらい知ってるでしょう。ライが気にするほど、わたしは弱くないの」
「僕の能力は、」
「知ってる。大丈夫。ライがどんな悪夢見せようがわたしが祓ってみせる。ライのせいで苦しむとか、わたしだけはないから大丈夫」
「…リ、ア……」
「だから、ねぇ」
「…………」
「…ほんと言うとね、寂しいんだよ。ライが手を繋いでてくれないとわたし眠れない」
「……うん、わかった」
「!!…良かった!こんな偏狭の島誰もこないもの、二人っきりだものね。ずっと一緒よライ!」
「……うん、あのさリア」
「なぁに」
「ありがとう」
「………っ…」
「あ……」
「っあ…!!ご、ごめん…!」
「……過去あるいは未来を見通す力“時空の叫び”…そういえばマツリはそんなもの持っていましたね」
「う、うん…あの…」
「その反応だと私の過去でも見えましたか」
「…小さいセレネアと、ルッペ…が、ごめん!ほんとにごめんなさい!」
「…確かにあまり見られて嬉しいものじゃないですが、そんなに謝らなくて良いですよ。あの人と私が幼馴染だとか、偽ることじゃありませんし。ほら頭上げて下さい」
「いや謝らせて!ごめんねこんな、あんなに“クーちゃん”って呼ばれたがってたのにセレネアなんて勝手に名前付けて!ルペウスにもダーくんで良かったのに!!でもそんなの言ってくれたらあたしだって」
「そこは忘れて下さいぃぃぃ!!っていうか、そこですか!?謝罪してることそれだったんですか!」
「今後はちゃんとクーちゃんって」
「呼ばないで!!」
昔はおてんばで勝ち気。世話焼きで真面目な所は変わらず。
自分であんまり思い出したくないハイテンションだったそうです。クレセリア。
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こなゆき
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女性
誕生日:
1988/10/08
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